『漫画の哲学』ロロノア・ゾロから学ぶ武士道精神
こんにちは!
今日から朝活を始めた男、かっちゃんです!
今回の『漫画の哲学』は
『ロロノア・ゾロから学ぶ武士道精神』
ということで、僕が憧れる男気溢れる
ゾロから学んだことをお話ししていこうと思います。
ロロノア・ゾロとは一体どんな人物か?
知らない方もいるかもしれないので
まずはロロノア・ゾロの紹介をしていきます。
(以下ゾロに省略)
ゾロはルフィの最初の仲間で
両手の二刀に加え、
三本目の刀を口にくわえて振るう
「三刀流」の剣士です。
そして麦わらの一味の副船長でもあります。
ゾロは世界一の剣豪を目指して
旅している時にルフィに出会い仲間になりました。
性格はクールでストイックな
武士道精神の持ち主です。
「世界一の剣豪になる」という野望のため、
ストイックに強さを求道していて、
船内では鍛錬を積んでいる
風景が良く見られ、
強敵や死線も己を高めるものとして
好んで挑みます。
一切の甘えも妥協もない武士道精神を持ち、
世界一の大剣豪である『鷹の目ミホーク』
との戦いでは敗れる事を悟った上で
「背中の傷は剣士の恥だ」として、
背後からの攻撃をあえて振り向いて
真正面から受けるなど、
己の命よりも信念を貫くことを選ぶ男です。
ゾロの修行風景から学ぶ
ゾロは単に腕っ節、力だけを鍛えるのではなく
精神的な面も鍛えています。
要は鍛錬しているということです。
鍛錬とは、
『力(体力、能力)精神面』
を鍛えるということです。
人は単に力だけを強くしても限界があります。
実力とは『力×精神力=実力』です。
例えば、力が互角な二人の人がいたとします。
一人は力もあり精神も強靭で、
どんな状況下でも臆することなく
何事にも立ち向かうことができます。
もう一人は、力は全くの互角だが、
精神的な面が弱く、度胸がなく
自分に自信がないです。
さて一体、どちらの人が
たくましいですか?
答えは明白ですよね。
答えは前者です。
理由は力がいくらあったとしても
自分に自信のない人は自分本来の
実力を発揮することができないからです。
このことから人生も、
技や能力ばかりを追い求めても
内面的な精神の部分、
つまりマインド面をしっかりと鍛えないと
自分本来の実力を発揮することができません。
技や能力もそのレベルに応じて
自分自身のマインド面のレベルを上げないと
宝の持ち腐れになってしまいます。
なので、目先の技や利益に囚われず
まずは内面的なマインドを鍛えて
自分軸をしっかりと持つようにしましょう。
ゾロの副船長としての重要な役割
ゾロは普段は方向音痴であったり
ずっと昼寝をしていたりと
天然なイメージもあるともいますが、
実は麦わらの一味が冒険してきた中での
要所要所に起こった大事な場面では
しっかりと副船長としての
重要な大切な役割をしています。
そこから学べて活かせることを
お伝えします。
今回ご紹介する大事な場面での
ゾロの副船長としてのシーンは
ウォーターセブン編でウソップがルフィと
ゴーイングメリー号をかけて決闘して
ウソップが負けて一味から脱退したあと、
ロビンを救出して、フランキーが仲間になり
脱退したウソップが戻ってくるシーンです。
ウソップは一味の船長であるルフィと
ゴーイングメリー号の存続のことで
意見が食い違い決闘しました。
結果、ウソップは負けて
一味から脱退しました。
ですがルフィはサンジから
ウソップが一味に戻りたがっている
という話を聞いて喜び、
迎えにいこうとします。
ですがその時にゾロが
ルフィの行動を止めます。
ゾロがなぜ止めたのか?
理由はウソップが自分で申し込んだ
決闘に負けて一味を抜けたのに、
船長であるルフィが下手に出て
ウソップをもう一度仲間に入れてしまったら
船長としての威厳がガクンと下がり、
示しがつかなくなるからです。
ここで話をわかりやすくするために
麦わらの一味を会社に例えてお話しします。
会社に例えると、
ルフィはグイグイと会社を大きくするために
先頭を走る『社長』です。
ゾロはその社長を補佐する『副社長』です。
ゾロは海賊王になると言うビジョンを
持っているルフィがしっかりと
全力で走ることができるように
横でサポート、修正する役割を担っています。
社長が暴走しそうな時は
それを冷静に捉えて支える立場です。
そして言い方は悪いかもしれませんが
ウソップはルフィの部下です。
(実際のワンピースの物語では
一味には上下関係はありません)
ウソップは会社で言うならば
『自己都合での退職』になります。
社長との意見の食い違いで
辞めた社員がまた前の会社に戻ってくるとなったら
また同じようなことが起きた時に
揉めて勝手に辞めていってしまうかもしれません。
そうすると会社は振り回されてしまい
とても迷惑で会社の士気も下がってしまいます。
そんな自分勝手な社員は信用できませんよね?
そしてそんな社員を再び招き入れた
社長はもっと信用されませんよね?
こうなってしまったら
最悪会社の存亡の危機にもなり兼ねません。
そうならないためにも
ウソップがきちんとした筋を通して
謝罪した後にしかもう一度仲間に
迎え入れることは許さないといったのです。
この時のルフィは船長としての自覚が薄く
ゾロに言われなければ確実に
威厳をなくしていたでしょう。
ゾロは
『船長が威厳をなくした一味は必ず崩壊する』
と言っています。
きっと今までの経験上
そう言った一味を見てきたのでしょう。
ここで学べるのことがあります。
どんなに仲が良くても
礼儀や筋を通さないと人としての
『信用』を失ってしまうと言うことです。
そして今の現実の世界は
『お金の時代』から『信用の時代』へと
移り変わってきています。
これは人生に関わる重要なことです。
『信用』を失った人間は
『お金』を失うよりも苦労します。
以上のことから
内面的精神の大切さと、
人としてしかるべき場所では
しかるべき行動を冷静に判断して
行動していかないといけない
大切さがおわかりいただけたと思います。
あなたもゾロのように
武士道精神を大切にして
この荒くれる現代社会の波を
乗り越えていってください!
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!
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