『漫画の哲学』ワンピースから読み取る行動で示す大切さ

こんにちは!

最近図書館の魅力に気づいた男、かっちゃんです!

 

今日は前回の続きで

モンキー・D・ルフィから学ぶ

ルフィとシャンクスの関係性を深く読み取り

 

そこから僕が得た気づきを

シェアしてお役に立てればなと思います。

 

ルフィとシャンクスの関係性は

簡単にいうと『友達』の関係です。

 

ですが世間一般のただ仲が良い友達ではなく、

年齢が離れていることもあって

『親子』のような関係性も持っています。

 

f:id:kazuki13070311:20181015203434j:plain

 

またルフィはシャンクスのことを

偉大な男だと尊敬もしていて

自分もそうなりたいと思っています。

 

この関係性で起こったあることが

ルフィを魅力溢れる男にした

2つ目の大切なポイントです。

 

まずシャンクスがまだ両腕があった時、

山賊たちがシャンクスのことをバカにして

そのことに怒って喧嘩を売ったルフィが

山賊たちに殺されそうになり

 

その後の海でルフィを助けようとして

海王類に片腕を食べられてしまう前の

ルフィとシャンクスの関係のお話をします。

 

このころのルフィはずっとシャンクスに

海賊になりたいから俺も海賊船に乗って

海へ連れて行って欲しいとずっと言っていました。

 

しかしシャンクスはルフィを海へは

連れていこうとはしませんでした。

 

むしろ「海も泳げないカナヅチの

お前なんかが海賊になれるか!!笑」

と言ってあしらう程でした。

 

f:id:kazuki13070311:20181015203601j:plain

 

船に乗せて冒険の航海いに

一度くらい連れて行っても

良いのではないかと思うかもしれませんが

絶対に連れていこうとはしません。

 

なぜ一回も連れて言ってくれないのか?

理由は『ルフィがまだまだ精神的にも

肉体的にも子供だったからです。』

 

シャンクスはロジャーの

船に乗っていたこともあり

グランドラインや東の海など全ての海の厳しさや

怖さを知っています。

 

知っていたからこそ

海賊団の船長として船員の命を預かる身として

安易には連れていこうとは思わなかったのです。

 

しかし当時のルフィには

そんなシャンクスの気持ちなど

全くわからなく、ただの意地悪だと

勘違いしていました。

 

f:id:kazuki13070311:20181015204408j:plain

 

赤髪海賊団の副船長でもある

ベン・ベックマンにも、

 

「別にお前の海賊になりたいっていう

心意気を踏みにじりたいわけじゃねえのさ。

お頭の気持ちも少しはくんでやれよ。」と

言われましたが、

 

ルフィは

「わかんねぇ!!

シャンクスは俺をバカにして

遊んでるだけなんだ!!」

 

と全く理解することができませんでした。

 

そういう面も含めて

当時のルフィはまだまだ子供だったのです。

 

そんなルフィがあの山賊との事件を経て

どういう心境の変化があって

シャンクスのことを尊敬し

海賊には自分でなると言ったのでしょう?

 

f:id:kazuki13070311:20181015204515j:plain

 

それはあなたもご存知かもしれませんが、

シャンクスの身をていしてのルフィを守った

ある『行動』による影響があります。

 

その『行動』はシャンクス達が

いつものように酒場で楽しく飲んでいた時に

現れた『山賊棟梁のヒグマ』との

ある出来事でのシャンクスの行動です。

 

ヒグマはお酒を飲みに酒場へと

手下達と一緒に訪れましたが、

 

その時にはすでにシャンクス達

赤髪海賊団が、酒場にある

ほとんどのお酒を飲んでしまっていました。

 

そのせいで自分たちの酒を

好きなだけもらうことが

出来ないと知ったヒグマは、

 

酒場の酒をほとんど飲んだことを詫びて

ビン1本残っていた酒をあげると

言ったシャンクスにキレて暴れて

酒をぶっかけました。

 

ですがシャンクスは全く抵抗しませんでした。

全く抵抗を示さないシャンクスを見て

ヒグマは腰抜け野郎と見下し

その酒場から去って行きました。

 

そしてヒグマ達が去った後に

大笑いしているシャンクス達を見て

ルフィはシャンクスのことを

情けない男だと失望し激怒しました。

 

しかしシャンクスは

「酒をかけられただけだ、怒ることじゃない」

と言って全く気にしていませんでした。

 

f:id:kazuki13070311:20181015204559j:plain

 

しかしそんなシャンクスが怒るある事件が起こりました。

 

それはルフィがヒグマ達に絡まれて

殺されそうになっていた時でした。

 

たまたま航海から帰ってきたシャンクスは、

ルフィがヒグマ達に殺されそうに

なっているのを見てものすごく激怒しました。

 

なぜあんなにも温厚だったシャンクスが

激怒したのか?

それは大切な友達が傷つけられていたからです。

 

シャンクスはお酒をかけられても

自分のことをバカにされても

全然気にしませんし怒りもしません。

 

しかし同じ船団の仲間や友達が

危険な目にあっているときは

ものすごく怒ります。

 

そして、

ヒグマ達山賊一団VS赤髪海賊団の死闘になります。

ヒグマ達は赤髪海賊団にボコボコにやられます。

なぜそこまで力の差があったのか?

 

それは単に場数や力の差があったのも確かですが、

一番の要因は海賊と山賊との覚悟の違いでした。

 

山賊達はふざけ半分で

ピストルで脅したりしていました。

 

しかしシャンクス達海賊側は違いました。

シャンクスは「ピストルは脅しの道具じゃない」

「ピストル抜いたのなら命をかけろよ」

 

と言って赤髪海賊団の船員のラッキ・ルーが

山賊達に向かって発砲して殺しました。

 

f:id:kazuki13070311:20181015204655j:plain

 

ここでルフィが学んだことは

海賊をするなら「覚悟」が

必要だということです。

生半可な気持ちでは務まりません。

 

そしてその後にあの有名な

ルフィがヒグマに海に捨てられ

溺れていて海王類に

食われてかけるシーンです。

 

シャンクスは大切な友達である

ルフィを守るために

自分の左腕を犠牲にして

ルフィを助けました。

 

普通なら友達を守ろうと

自分の身を犠牲にしてまで

守ろうと行動できる人はほとんどいません。

しかしシャンクスはそれをしたのです。

 

f:id:kazuki13070311:20181015204822j:plain

 

この一連の事件での

シャンクスの行動によってルフィは、

『海の過酷さ』『己の弱さ』を知り

 

同時にシャンクスの本当の凄さや偉大さを知り

命の恩人であるシャンクスのことを尊敬し、

 

自分もシャンクスのような偉大な男になると

心に決めました。

 

これで自分が将来どうなりたいのかという

なりたい姿を具体的にルフィは

イメージができるようになりました。

 

この将来なりたいイメージをすることは

とても大切なことです。

 

以前ブログでお話しした

『RAS』にも関わることなので

このことについてはまた今度

記事にして書きたいと思います。

 

この一連の事件のおかげで

ルフィはようやくシャンクスが

海賊船に乗せて一緒に冒険させてくれない

理由を知ることになり納得しました。

 

f:id:kazuki13070311:20181015204942j:plain

 

この2つ目の大切なポイントで

僕が何をお伝えしたいのかと言いますと、

それは『人は結果や行動で語るもの』ということです。

 

いくら口で言っても理解してくれなかった

ルフィを納得させて尊敬もされるようになった。

 

それはシャンクスが行動で目に見える形で

示したからです。

 

子は親の背中を見て育つと言います。

 

子供や部下をより良い方向へ

導きたければ自分の行動で語るしかありません。

 

相手を変えようとするより

まずは自分が行動で示す!!

 

過去の出来事や選択の過ちで

後悔をしていてもその時の結果は変えられません。

 

f:id:kazuki13070311:20181015205316j:plain

 

ですがそのあとの行動によって

過去の出来事は良いものにも変えることができます。

 

分かりやすくいうならば、

人生はオセロのようなもので、

自分の行動次第で黒の人生を

白の人生に変えることができます。

 

今回の記事で

行動することの大切さと、

人には結果で語ることが大切だということに気づいて

いただけたら幸いです。

 

今回も最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

また次回もよろしくお願いします!

 

Twitterもしてますので

よければフォローよろしくお願いします!

https://mobile.twitter.com/kattyan150